ここ最近観たイタリア映画は全てハズレなし。この映画も観て良かった〜!
コメディータッチで描かれているけれど、内容はかなりシリアス。1980年代社会連帯共同組合の実話。
精神病院が廃止され、組合に押し込められた患者達。薬を沢山投与され、切手を貼る仕事で1日を過ごす。そこへ組合を左遷されたネッロがやってきて、彼らの力を引き出し、人として自立する道筋を作っていく。
ネッロ自身にも問題は起こるし、全て順調に進んで行く訳ではない。悲しい事件も起こる。だけど最初バラバラだったみんなの心は繋がって行く。
『やれば出来る』を、実践したお話。面白かった。