ただの精神を病んだ気の毒な人達なんです
イタリアには精神科病院が無いなんて知らなかった。
1978年に公布された180号法、通称バザーリア法。精神科病院が撤廃され、協同組合180という形で切手貼りの雑務に就く元精神科患者たち。そこに派遣された一人の男によって、元患者たちが“普通の仕事”に就いて地位改善に向かっていくという話。
それぞれの個性を活かした役職だったり、組合員の自主性を尊重して話し合いする姿勢がとても良かった。全体的にコメディタッチで観やすい。
どこまで実話か分からないが、あの一件は脚色であってほしい。やっぱり暴力はよくないよ。