このレビューはネタバレを含みます
実際にあった物語。
精神障害をもつ患者たちで労働組合を立ち上げ、寄せ木作りをする団体で成功する。ネッロの情熱が、精神を病んだ患者たちを動かしイタリアからパリへ成功を広げる。途中ジージョにつきつけられた現実と彼の自殺は辛すぎたけど、また精神病患者をとりまく現実も考えさせられた。
人に否定され疎まれ、病院で人生を終えることより、素晴らしい才能を見つけて仕事をする人生は華やかな感情に満ちあふれているというメッセージが伝わってきた。
個人的に好きなのは、ネッロがいつまでも塞ぎ込んで聞かないときに、彼女が諦めずホースで水をぶっかけて鼓舞するシーン。お互い思わずにやけて仲直り。イタリア女性の強さはここに価値がある〜良いね〜笑
冒頭のネッロのセリフで、当然人は働かないと、みたいなところがあって最初は、そうかなー?と思ったけど、最後は納得。(単純?笑)
ちなみに原題のほうがすき。