●あらすじ
精神病院廃絶の取り組みを目指した実話
とある労組から左遷されたネッロは精神病院の労組リーダーになる
そこでみたのは患者が切手を貼る単調作業の毎日だった
なんとか彼らを一般市場で働かせるためにネッロは動き出す
●感想
精神障害者×雇用
最初の10分間は左翼右翼労働組合なんちゃらで退屈そうだなと感じたが、そこから最高な映画だった
自然にこっちが笑顔になれる映画
精神病持ちでも、個性あふれる
一人一人の可能性を感じる映画
父親がインテルの監督や会計士だったなど嘘をつく患者、髪をスプレーワックスで常に固める患者、など個性が本当に溢れており、飽きさせない
笑えるシーンも多々ある
特に理事長のくだりマジで笑うw
ゴッドファーザーにでれるよ!
と、楽しそうな印象を与えつつも悲しいシーンもある
ここはグッとくるね...
精神障害者の性、恋なども描かれている
彼らが何もできないという固定概念は捨てるべきだね
BGMもワクワクさせる感があって良い
ネッロの決して患者の言う事を否定せず、肯定していく形が暖かく感じる
実話という事が素晴らしい!