ダリオ・アルジェントの監督デビュー作。ホラー映画ではなくサスペンス映画を主としていた時期の作品なので、こってこてのサスペンス。とってもヒッチコック。イタリアのヒッチコックと呼ばれていたのも納得。音楽はゴブリンではないし、アイアンメイデン、モーターヘッド結成以前の映画なので当たり前だが、今作でアルジェント映画特有の度肝抜き音楽演出を楽しむことは出来ない。
『ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック?』なんて映画を作っている時点で丸分かりだが、アルジェントのヒッチコックへの敬愛っぷりはもちろん、当時のヒッチコックの偉大さ影響力を再確認。