シャマラン作品の中でも特に好きな1本。一家の抗宇宙人戦は準備からしてDIY、手作り小規模で少し笑えちゃうんだけど、弱っちい戦いであるからこそ余計に切実感が増すというか。有名なアルミニウム帽子は、ネタとしてよく使われる確かに笑えちゃうシーンなんだけどもしも今マジで宇宙人が侵略してきたら誰だってやりかねないような、すごくそんな切実さがあるんだよね。
クライマックスは伏線回収が鮮やか。何回も観てるけど、グラハムやメリルの内心が大きく変化するさまに、毎回やはり感動してしまう。地味だと評されるし、確かにそうなんだけど地味ながらも熱いのです。ちゃんと入り込んで集中して観てくださいませ！
