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ニッケルオデオンのragaのレビュー・感想・評価

ニッケルオデオン(1976年製作の映画)
3.0
面白い作品を追い求める映画製作者の行脚は、三角関係を絡めてどこに帰着するかが課題となる。ヒロインの明け透けな性格に "もっとしとやかに" と感じるが、それはこちらの固定観念であり彼女は自由な人間関係を構築したかったのであろう。それにしても事あるごとにコケてしまうヒロインのドジっぷりは次第に歯痒くなる。そこはピーター・ボグダノビッチ監督演出のベタっぷりによるもの。とはいえ映画愛を謳う着地は定番だけどしんみりとくる。映画っていいよね。
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