さとぼう

僕らのミライへ逆回転のさとぼうのレビュー・感想・評価

僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)
3.5
発電所を破壊しようとした主人公が感電して磁気を帯びたことにより、友人のビデオレンタル屋のビデオの中身がすべて消えてしまう。困った主人公たちは、自分たちでリメイク作品を撮影することで修羅場を乗り越えようとする。しかし、意外にリメイク作品が町の人達に喜ばれてしまう。レンタルの文化もビデオからDVDに変化していく時代に、立ち退き勧告を受けたビデオレンタル屋の運命はどうなるのか、、、といったお話。

いきなりクリーニング屋の女の子がへんちくりんな男2人を本気で手伝い出すくだりも、なぜ主人公があそこまで変人なのかも、なにも描かれないので、心は置いてきぼりになったまま先に進んでいく。それでも、ラストまで観るとほっこりするから不思議。そして、最後まで観てから、またオープニングをもう一度観ると、ただ流れている映像にいろんな思い入れを感じられる。

リメイクしていく映画作品にもっと思い入れがあったら、きっと面白いんだろうなぁーと感じた映画。
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