私たちの心に生き続ける楽曲たち
まさにミュージカル映画の金字塔。『ドレミの歌』をはじめとした名曲たちが揃ってるということで、今回観てみた。
はじめから画面に吸い込まれそうなほどの完成度の高さ。綺麗。タイトルがバーンと出た時には鳥肌が立ち、思わず写真をパシャり笑
テーマも明るい感じかと思ったらそうでもなかった。いや、むしろ始めは暗い。そんな中で太陽のようなマリアが家庭教師としてとある一家に音楽で色をつけていく。逆境とも言える立場でも、あの明るさで周りを笑顔にさせる力こそが彼女の最大の魅力であることは間違いない。
気づいたのは現代のミュージカル映画と比べて、歌唱シーンが長いという点。一回歌いはじめたらなかなか終わらない。だが、それもまた新鮮でどこか面白かった。
1964年の映画だが、今もなお愛され続けている。
マリアはこの時代に生きる私たちの心までも溶かしていることは言うまでもない。