いき

王様と私のいきのネタバレレビュー・内容・結末

王様と私(1956年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

有名な作品だよなあというくらいで、あまり期待せずに鑑賞。

終始アンナ先生の生徒気分で観てしまった…デボラ・カー美人で眼福でした。しかも聞き取りやすい英語で大変ありがたかったです。

アンナの考え方素敵だと思います。生徒に教えるだけじゃなくて、あなたたちのことをもっと知りたい、あなたたちのことが好き、温かい紅茶みたいにっていう歌のとことても満たされる感じがしました。

王様はずっと可愛いかんじ。英国のお客相手の態度とかちょっとハラハラしました。
アンナが息子に「王様はあなたよりずっとハートが若い人」と言ってたけど、確かに…子どもっぽい…

いちばんの見所はやはり劇中劇アンクルトム。衣装、振り付け演出、良いものがつまってました。またその部分だけ観たい。

全体としては登場人物の気持ちの変化や関係の変化、無変化、立ち位置みたいなところを丁寧に順を追って描いてるなと思わせておいて、最後唐突に王様の急病!終わり!ってなるのがもったいない。最後だけ駆け足すぎます。
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