ししおどし

女の座のししおどしのレビュー・感想・評価

女の座(1962年製作の映画)
4.6
きら星のごとき女優たちを配しよくもまあこれだけの登場人物を個性的に描き切り、ストーリーを巧みに展開したものよと感心した。特に、娘達の失恋、結婚決意、息子の自殺に至る急展開はハラハラしっぱなし。兄妹たちの打算的な姿を見せつけられ最後どうなることかと思ったら、3人で静かに暮らそうと穏やかに話しているところで終わり何とも言えないほどホッとした。