このレビューはネタバレを含みます
実話です。と冒頭で伝えられる。
なので、それほどビックリな展開もないけど、何もできない絶望感は伝わってくる。
他にも絶望感的な映画はあるが、「こうすればいいのに！」とか「焦らず待てばいいのに！」みたいに思うことはあるが、このシチュエーションはダメだ。
やれることないし、時間もない。
誰にでも起こりそうな状況だけに、とても怖かった。
見終わって考察見てみると、二人の死体は確認されていないなんてのがあった。
ということは、実話の部分は、『荷物が残されていて、捜索したが見つからなかった。』だけだよね。
あの二人は生きているのかもしれないし、そもそも船に乗っていなかったかもしれない。
乗客の一人が共謀して荷物だけ置いていたとか。
死体は普通見つかるものなのか？？
素人的には見つからない方が自然な感じがする。
どちらにしても死体が見つからないという情報があると、よりこの映画は面白い。
