上海十月

異聞猿飛佐助の上海十月のレビュー・感想・評価

異聞猿飛佐助(1965年製作の映画)
2.8
オープニングは、木下恵介「笛吹川」の合戦を流用している。物凄いパノラマティックなので本体の話がものすごくチマチマした話に見える。前回見た時もそんなに面白い感じでは無かった。再見して白黒のコンストラクションが強いのが印象的で武満徹の音楽も印象的だ。しかしリアル忍者映画を目指してるのかもしれないがメリハリがないと面白くないですね。リベンジで「梟の城」を後に撮るんでしょうが、より酷くなるという篠田暴走を後に経験できます。アクションやりたいけど普通の撮り方ができないという篠田監督の性かもしれない。
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