ぶちょおファンク

アレックスのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

アレックス(2002年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3 中盤★2 終盤★2

よく聞くラジオで二十歳前後のグラドルのコが
「アレックス(ギャスパー・ノエ)が一番好き」
との発言をして気になり、
確かDVD持ってたけど未見やったなぁ〜…
ってことで鑑賞。

未見でしたが“衝撃作”って評判は知っており、
確かになかなかヘヴィーな内容でございました。。。

監督のコメンタリーによると本作のテーマ(彼の哲学)は“虫の知らせ”、
未来(時間)は決まっていてそのサインはどこかで現れている…っというもので、
アレックスはレイプ前に“赤いトンネルの夢”を見た…ってのがそれらしい。

そして終盤で印象的なのはキューブリック監督作『2001年宇宙の旅』のポスター!
監督は「ここにそんなに意味はなく、趣味でポスター集めていてこれは私物なんだ」と言っていましたが、
ラストシーンの解説に入ると「2001年のように…」っと発言していたので(笑)まず間違いなく2001年を意識しており、自意識の強いアーティスト肌なクリエイター(ノエの父は画家で多大な影響を受けたらしい)にありがちな最初はプライドから否定するものの…って感じでしょうか?(笑

監督の人生哲学、その表現方法、
特に観始めは大変に面白かった!

2019年169本目