監督 ダグラス・サーク
メロドラマの巨匠といわれる
監督さんの作品と知って。
すごく身構えて観た割には観やすく
ある二組の母娘の10年間の
一見とても静かなドラマのようで
美しく情熱的な物語 濃密な120分!
"愛は与えること"
ローラもアニーもスティーヴンも
この歌の歌詞のような人。
出世の為に媚びることなく夢を叶えたローラ
いつも静かで穏やかだけど芯が強いアニー
母娘を見守り続けたスティーヴン
(ちょっと可哀想になるくらいに..)
自分をしっかりもっている人こそ
人に優しくできるものだと思う
見返りを求めない優しさは多分、
そのひとの強さからきているの
スージーはいつだって子供らしくて可愛くて
内は大人で立派で。
サラジェーンは...何も悪くない。
"神が違う色の肌の人間を作った意味"
母アニーの言葉を胸に...。
アニーの最期は切ないけれど
サラジェーンが現れたことで救われる
私は好きなラスト。