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続・激突!/カージャックのぉゅのレビュー・感想・評価

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)
3.8
2022年 鑑賞 22-85-09
BS-TBS (吹替) にて
「激突!」「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」等のスティーヴン・スピルバーグ監督の初の劇場作品。窃盗の罪で収監されていたルー・ジーン(ゴールディ・ホーンさん)は出所後、夫クロヴィス(ウィリアム・アザートンさん)と共に里子へ出された息子を奪還へ向かう途中、車が些細な交通違反を起こし、呼び止めたスライド巡査(マイケル・サックスさん)を人質に、彼のパトカーに乗り息子の元に向かう、実話に基づいた作品。

ー 私たちは変質者じゃないっ! ー
“続” といいつつも、「激突!」と何ら関係ない作品。シンプルに「カージャック」。原題通りなら「シュガーランド・エキスプレス」になるのかな?

面会からの離婚通知... 我が子が里子に出された経緯、あと4ヶ月で出所なのに... 脱獄... そして、シュガーランドへ... あのブロンドの女性は悪魔だなぁ?

クロヴィスの吹替が藤原啓治さんで、涙モード!車盗られた老夫婦の不憫さがいいっ!真面目そうな警察官のスライドの性格の好き!悪魔と悪魔に従わざる凡人と真面目警察官という3人の関係がちょうどいい!そして、徐々にスライドが...

犬と戯れている子どもは、もしかして...
ガソリン給油所のおじさんもいいキャラ!「警部さんはどこ?」、夫婦喧嘩、スライドの仲裁は無視の2人、テキサスゴールドスタンプ、お●●●我慢のルー・ジーン、狙撃する?しない?、派手なカークラッシュ、ガム、サーチライト付きヘリ、 中古車センター、ルー・ジーンの父登場、ルー・ジーンはいい人?道を間違えた?、スライドの心境が...

“ラングストンがいれば本当の家族ね”
クロヴィスが無声映画に効果音つけるシーン、好き。寂しがりで、どこか寂しそうなルー・ジーン。ルー・ジーンは実は悪魔じゃないのかも... 全ての元凶はルー・ジーンだと思っていた。だから悪魔的だなぁなんて思っていたが、愛を求める、ちょっとネジが狂った、寂しがり屋の愛くるしい女性だったんだな...

中古車センターでの会話での沁みるシーンからの、突然始まる銃撃戦。後半からの馬鹿馬鹿しく、有り得ないことだが、胸を打たれる自分もいる情景。車内での多数決のシーンもいい!だが...

ラストはやっぱりな展開。しっかり罪を償って頂きたいですね!そしたらいいんじゃない!愛が溢れるいい人なんだから...

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