前半はイタリア語のワクワクするような歌うような美しさと楽しさ、テンポのいい会話とおどけたキャラクターのエンターテイナー感にただただ楽しませてもらっていた。ちょっとした伏線が次々と回収されてピースがはまっていくのがとても心地よく愉快で、"お姫さま"がグイドにどんどん惹かれていくのと一緒になって自分もこの物語に魅了されていった。
でも思い返せば冒頭から叔父さんは暴力に見舞われていて、ずっと重い足音は近づいてきていたのだ。
途中からはつらかった…だけど父があの手この手でどうにか明るく見せようと繰り出す言葉の妙と、その言葉を信じるジョズエの目の輝きに自分も助けられて最後までみとどけることができた。
軍医さんの最後のなぞなぞはどういうことだったんだろうか、今の私にはわからなかったけど次に観たときには何かわかるかな
