このレビューはネタバレを含みます
2回目の鑑賞
収容所が開放される前夜、グイドが暗闇に連行されるシーンが1番つらかった。
銃殺されることがわかっているのに、隠れているジョズエに「これはゲームだから」と言い聞かせるように目で合図を送ってコミカルに行進する姿を見せる。なんて表現すればいいんだろう。言葉が見つからない。
命がけで子供を守るヒーロー父さんの映画は沢山あるけど、こんな守り方って、、、
この収容所では行動を起こすと殺されてしまう。
どうやっても抗えない。
ユダヤ人のグイドがジョズエを守る方法はこれしかなかったんだ。
ジョズエの無邪気な表情がまた涙を誘う。
ラストシーンで流れるジョズエのセリフ。
「これが私の物語、父が、私にしてくれた事。それこそが贈り物だった。」
ここでグイドの全力の愛情がジョズエに伝わったことを確認出来てホッとした。