こせ

ライフ・イズ・ビューティフルのこせのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イタリア映画の陽気な感じと戦争を上手く共存させていたと思う。それを可能にしたのはグイドのキャラクター性に違いない。
ロベルトベニーニが監督、脚本、主演をしているのは単純にすごい。演技もやはり一級品。素晴らしかった。ストーリ進行のテンポもよく、飽きずに2時間見ることができた。

この映画を歴史戦争映画として見ることはまず無理だろう。そもそもロベルトベニーニ監督がそれを意図していない。戦時中では現実的でないシーンは、グイドとジョズエの2人にスポットを当てることで二人の関係性をさらに強調している。あの背景にあの2人を置くのは浮いているが、それがまたこの映画の良さでもあるかと思う。
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