Kiki

ライフ・イズ・ビューティフルのKikiのレビュー・感想・評価

3.8
前半と後半の別物のような温度差に
びっくりした映画✩︎

前半は、ファンタジックに動き回る主人公グイド(監督、脚本、主演ロベルト・ベニーニ)の底抜けの明るさ、笑いの要素に喜劇時代を感じる(うーん、 嫌いじゃないけど…)

後半から…
この映画の伝えたい本質が胸に刺さりだす

人種差別、宗教の偏見…強制収容所、大量虐殺など…
ただひたすらに主人公【家族を愛す男】【家族を守る男】親子目線で見せられる(可愛くてたまらん息子ジョズエ♡) 収容所生活を我慢ゲームに例える秀逸な脚本、そのゲームの結末「凄い‼︎」

笑いのオブラートに包まれ、霧の中に隠し、角度を変えた視点に「教材」に成り得る柔軟性を感じる



ここからは、自身の反省点です

直前に「サウルの息子」を先に見たばっかりに↓
見るタイミングを間違えました。。。
いや悪すぎました。
後半のグイドの行動が、あまりにも現実離れに見えてしまいました、うるさく感じて、子どもが一日中じっと隠れてるわけないし、見つかるし…この映画✩︎大感動の方多いのに気分を害したらすみませんm(_ _)m
いつもなら、ぼろ泣きして甘々高スコアをマークするのに、タイミングって難しいですね
あ、ベニーニさんも苦手だから…


未見の方、サウル…より前に見られることをオススメします!
Kiki

Kiki