10数年ぶりに見たけどやっぱり傑作だった！
笑いと哀しみがいつもギリギリのところで交差する、それが人生の象徴ということを教えてくれる。
久しぶりに見て気づいたのはお姫さまと結ばれるまでが結構長くて、親子の話は意外と短いってこと。
実の奥さんを使いたかったのは分かるけど、オリヴィア・パレルモを老けさせたような高畑淳子を若くしたような…あんまヒロインって感じはないんですよね。
実の奥さんだからリアリティーが増すんだろうけど。
気になるのはそれくらいで、ドイツ語分かるふりするくだり(イングロリアスバスアーズもだけど、この手のなりすましって本当おかしい)とか、オチまで最高です。
最近の世相もあって、私たちが死んでもどうにか子どもが平和に生きて欲しいと願わずにはいられない、親としてのあたたかさも、戦争の残酷さも両面見せてくれる素晴らしい作品だと思います。
