隣接する東京スタジアムから定時制の坂本九たちが野球をするグラウンドに光がこぼれる冒頭から感動的。用務員かと思った伴淳が定時制仲間というのもすばらしい。先生に菅原文太。その恋人の清水まゆみが彼らのために八百屋を開く頼もしさも最高!
本日でラピュタ阿佐ヶ谷の原節子特集も番匠義彰特集も終了。番匠義彰の世界を満喫しました。けれども映画を観終わるとすぐ忘れる病が進んでいて、今では何がなにやらの心地よい疲労感。特に番匠監督の場合ひとつの主題をあの手この手で織りなすバリエーションの豊かさ。こうして、また観てしまう番匠マジック。