くぅ〜〜超クールだ。
「見えない侵略者」が見えるようになってしまった映像の演出が見事。
サングラス越しの景色⇄モノクロって、そこまで親和性ないはずなのに映像の強度で賄っているあたり、映画を信じたジョン・カーペンターの強さを感じる。
オチがベストすぎて、これ以上の説明はいらないところでバツッと思い切りよく切り上げるのも最高。
ロドリゲスが惚れ込んだ系譜を感じられる、暴力的な熱意に巻き込まれていくバディは痛快。殴り合いシークエンスは最早プロレス。いや結構序盤からラリアットとか出てたけど。ローブロー受け止められてのヘッドバットなんて爆笑モノ。
心理描写や読者に強要する感情もなく、ただ机上に全て置かれた事件の顛末を、限りなくスタイリッシュに見させてもらった。気持ちがいい。