ジョン

ゼイリブのジョンのレビュー・感想・評価

ゼイリブ(1988年製作の映画)
4.2
春なので、今年も巨匠たちの作品を観ていく。毎年恒例にしていきたい。

巨匠その①ジョン・カーペンター監督!
この間映画館でジョン・カーペンターレトロスペクティブとして本作が上映されていたけど、予定が合わず観れなかったので。

なんかヌルッと始まって変な感じ。ヌルヌルっと特に説明もなく話が進んでかなり変な感じ。チープな部分もあるし、ツッコミ所も多々。でもでも、なんだかカッコいい!
サングラスを掛けると、広告看板の「OBEY」「STAY ASLEEP」という文字、人間に擬態したエイリアン達が見えてくる。消費社会や特権階級による支配に対する、とてもシュールで強烈な風刺。
ただ、監督の意図が正直掴み切れなかったから、メッセージ性の部分については感想が難しいな。作品のメッセージに迫ろうとするほど、ヒョイと裏返されそうな、クセのある作品やった。「この映画は真実だ!」と全肯定するのも、「下らねぇ~」と一蹴するのも、正解であり間違いでもあるような気がする

ハイライトはやはりあのサングラスかけるかけないバトル。長かった~。
ジョン

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