すん

ベッドかざりとほうきのすんのレビュー・感想・評価

ベッドかざりとほうき(1971年製作の映画)
3.6
すっばらしくて大好きな作品なんだけど

「戦争が背景にある」は「戦争について深く考えさせられる」とイコールではないし

ディズニーにとっての平和が、
「自分が信じる正義の側から悪をぶっ倒して勝ち取るもの」
であることが当然のように表現されてて
ちょっとしんどい


無意識だからこそのエグさ
決してナチスドイツを肯定するわけじゃないけど、
敵軍を面白おかしく描いてたり、
植民地支配したインドやアフリカの人々をあくまでも好意的に「イギリス軍」として描いてたりとか

まだサウンドオブミュージックの方が戦争の怖さを描いてると思う

それでもAges not believingとかポータベロ通りとか好きな曲多いし、
アニメーション部分は最高

戦局を変える最大の魔法が、無生物に命を吹き込む魔法なのはなんかマクゴナガル先生を思い出した
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