すん

ブラック・ウィドウのすんのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.2
自由と解放の物語。
『キャプテン・マーベル』よりも、もっと露骨に「抑圧される女性性」を前面に出していて、実写『アラジン』よりもダイレクトにその息苦しさを描いていた
そしてそこからの解放も

『アイアンマン2』にしてもその後の作品にしても
セクシャルアイコンのような印象を、背負わされがちだったナターシャを一層も二層も深く「抗う者」として印象づける作品。

ナターシャはいつだって自由で賢くて、敵の上手をいっている。そして、いつだって、弱者のヒーローであり続ける。自由と解放をもたらすアベンジャーである。
みたいな映画。

とても良かったです。
すん

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