あかつか

ロープのあかつかのレビュー・感想・評価

ロープ(1948年製作の映画)
4.5
ニューヨークの高級アパートの一室が舞台のワンシチュエーションものの傑作(と思うけど、巨匠バイアスかかってるかな)。私も部屋で掃除したり飯作ったりしながら見てたので、なんか登場人物たちと一緒にいるような気分を味わってた。

冒頭、自意識高めの会話がダラダラしてるけど占いおばさんとか元カノとか元カレ出てきて、ラスボスでジェームズ・スチュワートが名探偵コナンばりに登場。

殺人を犯すのが社会的に恵まれてる部類の人間で、また、大した動機もないというところが、当時としては新鮮だったのかしらん。超人思想にかぶれてスリルを味わいたいのはわかるがソイツをパートナーにしちゃいかんだろ。

「今日は誰かの誕生日だっけ?」
「いや、むしろその逆だ」
で不覚にもワロタ。

予定はないけど、人を殺すときはひとりでこっそりやろう。そして妙なパーティーとか開かないようにしよう。
あかつか

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