これはすこぶる面白い。大学生が大企業相手に株で一世一代の賭けに出る。ふだんなら関西が舞台で関西弁使わない役者に虫唾が走るけど、この映画はそんなことどうでもいいくらい熱中して観れた。この高揚感はウルフオブウォールストリートに通ずる。現実では味わえないマネーゲームの快感を追体験できる感じ。たまらん。すげえ映画です。

全然知らないけど杉浦さんのモグリ情報収集も上田社長のガセネタ飛ばしも犯罪には当たらないの…?としたら大変な世界だな…。
杉浦さんのガタイをフル活用してる感じ良かった。
アチャコさんの刀をミッキーさんが拭くとこ爆笑したのと卜全親分のオシッコするとこも好き。

杉浦直樹版ウルフオブウォールストリート？狭い部屋で立ち回る杉浦直樹と終始へっぴり腰のミッキー安川、どっちが背が高いのかそればっかり気になって仕方ない。そっから顔のデカすぎるアチャコが元相撲取りだっていうので左耳を肥大メイクで、みているうちにいろんなパースが狂いはじめる。自由すぎる卜全に滑舌悪すぎる上田吉二郎。嫌がらせかなにかのように微妙なテンポで繰り出してくるクドいキャラにぐったり。山茶花究が普通のひとにみえてしまう。真理さんと直樹に桜吹雪仕掛けたのだあれ？原作は団鬼六先生の別名義だそうですが、ミッキー安川のガス菅緊縛と卜全のオシッコおまるに鬼六魂を勝手に感じました。