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生きものの記録のsupersonicのレビュー・感想・評価

生きものの記録(1955年製作の映画)
4.3
三船敏郎だと全然気付かなかった!
本当におかしいのはどちらか?という主題だった。レビューを書く当初は主人公の老人のほうがおかしいと思っていたが、考えているうちにわからなくなってしまった。今この瞬間に、水爆、原爆が自分の近くに落とされる可能性は全くないとは言えない。これは単なる恐怖症ではないと思う。主人公とその家族ではリスク評価が異なったのだと思う。そしてもしかしたら彼が評価を誤ったのではなく、たまたま2015年まで水爆が落ちなかっただけなのかもしれない
黒澤映画は人間味がすごい、生々しいほど。その状況におかれた人間が取る行動をそのまま映してる。志村喬さんはどの役でもハマっているからすごいなあと思う。
見るべき一作
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