DORATARO

デスプルーフ in グラインドハウスのDORATAROのレビュー・感想・評価

4.0
美人の生脚とお尻がこれでもか!というくらいに強調されたタランティーノの欲望丸出し変態スラッシャームービーだぜ☻
グラインドハウスというのは60~80年代のアメリカに存在したB級映画を2、3本立てで上映していた映画館のことだそうです。そしてそれを再現しちゃおうという企画で作られたうちの一本がこのデスプルーフというわけです。つまり、初めからB級映画を作ろう!という意図で作られたB級映画なんですね。

当時の雰囲気を真似て作られているため、主に前半ですがフィルムに傷があるわノイズが入ってるわシーンが飛ぶわ、挙句の果てに白黒になるわで何も知らずに見たので「どうなってんだこれ!」ってなりました。内容に関しては無いに等しいです。モテない中年スタントマンが女性の乗る車に激突し破壊することで性欲を発散するというような変態設定に、タランティーノ流のカーアクション、マニアックすぎる音楽や映画の無駄話!「そんなもん分からんわ!」って感じなんですけど、面白いですね~。こんなに情けないカート・ラッセルが見れるのは他に無いんじゃないでしょうか。キル・ビルでユマ・サーマンのスタントをしていたというゾーイ・ベルさんが本人役で出演。どことなく似てますね(*‘∀‘)

タランティーノは女の子らが集まるバーのマスター役で出演。ガールズに強い酒飲ませたりえろいダンスさせたりしてこの変態オヤジが!って言いたくなるんですけど、まぁ好きにさせてあげましょう。EDテーマの「Chick habit」が病みつきになるので貼っておきますね。

https://www.youtube.com/watch?v=FiMgtTqKNTc
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