DORATARO

1987、ある闘いの真実のDORATAROのレビュー・感想・評価

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
3.9
我々には真実しか残されていない。
警察による拷問、隠蔽、弾圧。その真実を伝えるために奮闘する検事、記者、運動家、看守、大学生。たった30年ほど前に韓国で民主化が実現したという事実。これらを映像で有り有りと伝えるのが韓国のエンタメ力ですね。同じ時代を描いた作品では「タクシー運転手」や「ペパーミントキャンディー」も見ましたが、これは特にキャスティングが豪華。キム・ユンソクとハ・ジョンウだけでも最高なのにカン・ドンウォンやソル・ギョング他多数ドラマなどで見たことある人ばかりでそれだけで楽しめた。あの時体制に立ち向かった数多くの人たちの尽力のおかげで今こうして韓国の素晴らしいエンターテイメントを享受できていると思うと感謝しかありません。
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