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世界大戦争のmhのレビュー・感想・評価

世界大戦争(1961年製作の映画)
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第三次世界大戦が迫る日本を題材にしたシュチュエーションムービー。制作年的に日本版「渚にて」みたいな位置づけで合ってるのかな?
・架空の政情不安だけど、38度線についての話題は登場する。
・「わたしは貝になりたい」同様、情報が集まってくる職(今回はタクシー運転手)についてるフランキー堺。
・本編のほとんどは戦争はあまり関係ないホームドラマ。
・円谷英二の特撮がすごいんだけど、特撮苦手勢なので食傷気味だった。
・おてんばで核戦争が二回起こりそうになったけどどっちも回避。(核のボタンが軽すぎる問題)
・ラスト十分で戦争開始。
という感じ。
とはいっても「若き勇者たち(1984)」でやってたようなリアルな戦争シュミレーションではなく、もっと、抽象的な戦争だった。
東京は溶岩の海=人類全滅!からの海上でコーヒーをサーブして回る笠智衆がシュールだった。あれどうにかならなかったのかね。
力の入った原爆の描写は見どころだけど「第五福竜丸(1959)」の原爆のほうがすごかった記憶がある。
視聴難易度高めで苦労するなら「渚にて」を見たほうがよいと思った。
mh

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