Toineの感想文

パフォーマンスのToineの感想文のレビュー・感想・評価

パフォーマンス(1970年製作の映画)
3.9
【科学物質と共鳴する脳細胞】
幼少期に何故か観ていたらしくてミック・ジャガー様の混浴シーンだけ記憶にこびりついていました。
この映画はどんな作品だったんだろうかと先日急に無性に気になりだして自力で探しました。
(案外あっさり発掘できた)
しかもU-NEXTさんで配信中。有能すぎる。

メタルヘッドだし60s70sのイギリスのバンドマンにも弱いのですが子供の頃からその性癖は変わっていなかったみたいです。
というか監督が「赤い影(1973)」のニコラス・ローグ氏!
わたくしローグ監督の作風大好きなので何も知らずに観た幼少期からそっちのアンテナも変わらずって事ですね。

前半と後半で空気が変わるサイケデリック前衛映画でした。
ギャングとロックスターをコラボさせて上手いことお洒落に仕上げていくセンスが本当に素晴らしい!
ミック様のお歌サービスカットもばっちり入っております。
お若い時から堂々としていて素晴らしいですね。
スポットライトを浴び主役になるために生まれてきた天性のスター性を感じます。

ドラッグ✕セックス=ロックンロールだった時代のヒッピー的なファッションや髪型も可愛すぎて好(ハオ)♡
ミック様は女性的。グルーピーの子はボーイッシュというジェンダーレスなビジュは今観てもぜんぜん古臭くないです。
むしろ素敵。

ちなみにミック・ジャガー様のことは大好きですけれどStonesの推しはブライアン・ジョーンズさんです。
(音楽やってる魚座の男性にも弱い)