歌うしらみがおりました

北斎漫画の歌うしらみがおりましたのレビュー・感想・評価

北斎漫画(1981年製作の映画)
3.0
緒形拳の胸毛が樅の木のようだ。
怪奇映画のような雰囲気を漂わせるコメディとしてそれなりに楽しんでいたが、70分が経過した辺りで一気に時代が飛んでからは完全に老人コントとなり、呆気にとられる。前半をまるまるフリに使う驚き。
老婆のコスプレをした田中裕子はテレビでアイドルがコントをしているみたいでなんか恥ずかしかったんだが、裸になると身体は若々しいから倒錯した何かを感じる。
獣姦ならぬ蛸姦も堪能させてくれる。