北斎漫画の作品情報・感想・評価・動画配信

「北斎漫画」に投稿された感想・評価

2021/35

今では考えられないくらい自由なエロス満載のコメディ、というかコント。

田中裕子が面白く圧倒的に美しい。
「あなたの魔性は?」

今日映画館で『HOKUSAI』を見てきてどうしてもこの作品を見直そうと借りてきました
以前見たのはもう何十年も前のこと、高校生の頃だったはず
当時はどう考えだってニキビづらの男子なんだから内容なんかたったくん頭に入らず二人の女優さんばかりに目がいき何が何やらな〜んにも覚えてなかったな
お栄(田中裕子)が北斎の娘だったとは知らなんだ
それに「蛸と海人」のモデルもお栄だとばかり思ってました
やれやれなんとしたことだ、少年はただただすけべな映画を見ただけだったんだな〜
この歳んなってやっと映画として、作品としてしっかりと見る事ができてホッとしましたよ
とは言ってもやっぱりお二人とも若く美しいしいやらしい
でもそこを感じなきゃこの映画の意味がない
なんせ魔性を筆を使って紙に落とし込む、その一部始終を映像で見るのだからね

さてこの映画の魔性とは何なのだろうか
辞書でひくとこうある
  魔物が持っているような、人を惑わす性質。
ようするに混乱させてしまうという事なのだろう

それなら分かる、例えば誰かに恋をしたりすればたちまちにしてそのものの行動がおかしくなる物だ
北斎は誰にでも魔性を持っていると言っていた
お直は男を弄ぶ魔性を、お栄は北斎に身を捧げた事がそうなのかも、馬琴は当然書を書くことに魅せられた
そして北斎は己の魔性を呼び出すためにあらゆる手を使い絵を残したのだ
あのどうしようもない感情の爆発は何処から来るのだろうか
私にも少しは経験がある、夢中になったもの、生涯続けようと思う趣味とか、そんな軽いものではないでしょうねこの映画が言いたかったのは
流されるほどの雨が降れば私もその中を走り出したくなることは確かです
本当にひどい雨の時って思わず笑ってしまうからね
mikan

mikanの感想・評価

3.8
絵師北斎の人生を描く。
娘お栄と一緒に馬琴の元に居候したり唐辛子売り歩いたり米粒に絵を描いたり…北斎の逸話が一杯詰まってる(史実とズレてる所はままある)。時々あるギョッとするような美しく前衛的な描写が良。
馬琴超良い奴…少女のお栄もキュート。
映画最初、ちょうど中間点、最後で雨に打たれながら走る北斎が映し出されるのが象徴的。
エル

エルの感想・評価

1.7
いや美化しろよ
タコはすごいのにこれ見たらカリスマ性も何もない奴やん
1983年鑑賞…
当時の最高の役者だった、
2人・・ 緒方拳 田中裕子
yyy

yyyの感想・評価

2.1
ちょっときもい+ふた昔前のコント。

後半は完全に。

タコのシーンに持ってかれる感じがあるけど、前半はわりと面白く見ました。

あの口の中に入れてる音のするライムみたいなやつは何なんだろう…

直子が、ソフトバンクのお母さんということに気づいた時はショックだった!
し、糸井重里の奥さんということも知った!
緒形拳の胸毛が樅の木のようだ。
怪奇映画のような雰囲気を漂わせるコメディとしてそれなりに楽しんでいたが、70分が経過した辺りで一気に時代が飛んでからは完全に老人コントとなり、呆気にとられる。前半をまるまるフリに使う驚き。
老婆のコスプレをした田中裕子はテレビでアイドルがコントをしているみたいでなんか恥ずかしかったんだが、裸になると身体は若々しいから倒錯した何かを感じる。
獣姦ならぬ蛸姦も堪能させてくれる。

このレビューはネタバレを含みます

どういうつもりでこの映画作ったんだろ?と純粋に疑問に思った。
おじいちゃんが死にかけてるときに「おっぱい吸わせて」とか、笑ったけど醜悪。
樋口可南子の裸は妖艶。田中裕子は健康的。昔の映画はヌード多いのかな。
後半一気に年取って主要な三人は皆老人姿に。長回し引き画でコントかのよう、笑うとこだったのか。
2017年は大阪で大英博物館との国際共同プロジェクトで「北斎―富士を超えて」が開催されるなど北斎が取り上げられることが多く、その娘お栄の画家としての才能が注目された。本作は、1981年の作品でありながらお栄が重要な役を演じているヒット作品であったのでDVDを購入。本作のお栄は、北斎の死まで一緒に暮らす点などは史実であるが、生涯独身を貫いたとしており、歴史上のお栄は一度結婚し離縁しているので異なる。
本作のお栄は、北斎の絵の手伝いをする場面こそあれ、本人の画家としての才能などには触れていないが、演じる田中裕子は、少女時代と晩年を好演し、日本アカデミー賞助演女優賞・新人俳優賞を受賞。田中は本作でヌードになっているものの、少女と老婆のみを演じたのは、成人女性の性的魅力を伝える役割を樋口可南子に集約させる意図であろう。樋口は当時22歳だが、実年齢が3歳田中より若いにも関わらず、前半は北斎えんじる緒形拳と、その養父のフランキー堺を取り殺してしまうような妖艶な演技。このくだりは、江戸の怪談を見ているようである。後半、別役で再登場する樋口は、逆に明るい演技を見せて怖さはないのだが、実は同一人物であったといった含みを持たせれば、前半と後半のつながりができたのではと思われる。樋口をモデルに「蛸と海女」の絵を描く最晩年の90歳前後の北斎が本作のハイライトの一つだが、大英博物館のサイトによると、この作品は1814年の「喜能会之故真通」に収録で、北斎は50代であるので史実とは異なる。主役の緒方は北斎を豪快に演じており、本作では北斎が達磨の大絵を描くパフォーマンスから、(シーンこそないが)祭屋台の天井絵を描いたことまで触れられている。北斎が全国を旅して「富嶽三十六景」を描いていくシーンは、短いながらも富士山が様々に撮られており美しい。猶、題名になっている北斎が描いた「北斎漫画」については、本作ではまったく触れられていない。北斎の生涯の友として登場する滝沢馬琴を演じる西田敏行は、とくに晩年の演技が秀逸で、緒方、田中の三人が繰り広げる演技は、この映画の印象をコメディのジャンルに変えてしまうほどのもので秀逸。なお本作は歌麿など同時代の著名人も登場し、歴史的な人物関係も学べる。DVDには日本語字幕がついているのが重宝で、聞き取りにくい言葉や、辞世の句などの確認に役に立つ。
>|