あのでっかいワシに目的地まで連れていってもらったらいいんでないの?
ロードオブザリングから引き続き、素晴らしいロケーションや音楽にまた触れられて嬉しい。汚ねぇゴブリンをたくさん観られるのも。
話としては間延びして長いと思う場面が多い。ゴラムとのナゾナゾ対決とか、そこまで尺要らない。
旅も行き当たりばったりで困った時はガンダルフ頼り、エルフ頼りでなんだかなぁ。
エルフ憎しで協力してくれたエルロンド卿に対して無礼なのもいかがなものか。寛大過ぎるエルロンド卿の株はあがったけども。
ビルボを仲間に入れる動機もイマイチぼやけているし、ドワーフ連中の人んちの食い物食い尽くし行為には怒りしか湧かないから素直に応援できないんですよ。
シリーズ1作目なのだから、このドワーフたちの行く末を見届けたい、応援したいと思わせてくれるような場面作りは必要だと思う。そうした推進力が今作にはない。