ふぁ

ロボコップのふぁのレビュー・感想・評価

ロボコップ(1987年製作の映画)
4.0
ロボコップって誰?キャプテン・アメリカの親戚みたいな感じ?と無知の極みのまま鑑賞したら、トンデモナイことが起こって後ろにひっくり返りそうになった映画。

お子さんとは絶対一緒には観られない残虐さが広がっている世界観。マーフィーが人としての生を終えるシーンは恐ろしくて、開いた口が塞がらなかった。銃コワイ。

ロボコップとなった彼は死体なので、もうモノ扱いで、役に立つ〜と思われていたら今度は悪者扱いもされ、哀れを誘う。

マーフィーという人間だった頃の記憶が、もう家族は誰も住んでいない家で復活するところと、ロボコップになっても、息子のために覚えた銃クルクルが癖になっているところ、ここもまた物悲しく涙が出る。

警官殺しチームの3番手くらいのヤツが廃棄された酸だかなんだか被って、でろでろと悲惨なことになり、仲間の運転する車に轢かれて爆散するところ、最高のシーンなんだけど、この死に方は1番悲惨だったので、チームのリーダーにこそこの死に方をして欲しかった。(なんかサイコな要望で申し訳ない)

一応悪者は全員成敗され、めでたしめでたしで終わるわけだが、ロボコップ誕生までの悲哀、というしっかりした柱が一本物語の中心に立っているため、ハッピーエンドだぁとノンキには言えない作品。

余談。女刑事の相棒が私の母の友人にそっくりでびっくりした。出演した?
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