しばいぬたろう

ローグ アサシンのしばいぬたろうのネタバレレビュー・内容・結末

ローグ アサシン(2007年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

『ローグ アサシン』('07)
War / アメリカ合衆国 / 英語

FBI捜査官のジョンとトムはある埠頭での銃撃戦の中で、伝説の殺し屋ローグと遭遇するが、取り逃がしてしまった。
その一件でローグに目をつけられたトムは、後日、家族ともども皆殺しにされてしまう。
相棒を亡くしたジョンは、三年経ってもローグを追い続けていた。
ある日、日本のヤクザと中国系マフィアの間で一触即発の事態が発生。
ローグも関わっている可能性があり、ジョンは捜査に乗り出す。


全編とおして意味もわからなければ面白くもないし、本作の主軸であるはずの「ステイサム兄貴VS無敵リー」がほぼない。
むしろジェイソン・ステイサムの復讐物語はサイドストーリー扱いで、主軸はヤクザと中国系マフィアの抗争となっている。
そしてヤクザが登場し、一部は日本人も演者として登場しているのに、日本人の自分から見ると、全然ピンとこない日本人設定のオンパレード。
人を殺した分、腕に丸の入れ墨とか初めて聞いた。
日本の入れ墨は江戸時代の頃から任侠の証ではあるものの、腕に丸の入れ墨は前科者(島送り系)じゃなかったっけ?
意味もなく真剣で立ち合い、意味もなく大人向けシーンも挿入してくる。

最後は意外性のある展開にしたのかもしれないが、ジェット・リーの活躍を期待しているため、寧ろいらないネタバレ禁止展開だった。

アクション映画なのに、アクションが派手なわけでもないし、見どころもない。
何を目的として作りたかった作品なのか、さっぱり理解できませんでした。
しばいぬたろう

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