RyoIkeda

マンハッタン無宿のRyoIkedaのレビュー・感想・評価

マンハッタン無宿(1968年製作の映画)
3.3

ドン・シーゲル×イーストウッド初作品。

アリゾナ州の保安官助手のクーガン(クリント・イーストウッド)は、凶悪犯リンガーマン(ドン・ストラウド)の身柄の引き渡しのためにニューヨークに来ていた。
高層ビルが乱立するマンハッタンに、1人カウボーイハットを被ったクーガンは場違いな他所者だ。
身柄の引き渡しの途中、ハプニングから責任を問われたクーガンは仕事を解任されるもやりたい放題。
再び凶悪犯の身柄を確保するために、単身捜査を始めることに。

まさに西部劇から刑事物への過渡期を思わせる作品。
『ダーティハリー』のハリーvs.スコルピオの闘いはここから始まっていたことを実感した。

イーストウッド演じる主人公の個人主義がジャンルを超えて受け継がれていくようで面白い。
RyoIkeda

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