映画史に残る名シーンとして是非とも仲間入りさせていただきたいのがこの映画にあります。また大袈裟な。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズが赤外線センサーをかいくぐるべく変な動きで尻を突き出したり脚を曲げたり伸ばしたり寝っ転がったり。の練習シーン。
この映画はショーン・コネリーとキャサゼタ理由で何度か観てるお気に入り。久しぶり。
007を引退後、泥棒へと転身したコネリーが素敵な魅力を放ち、キャサゼタ嬢はバカ美しすぎ。
僕が愛するのはただひとりキャサリン、絶対ジョーンズのみ、と強く思ったものでした。
コネリー、007時代はヨユウで女子をトリコにしてたのにヤキが回ったかキャサゼタにタジタジ?いやいやそれだけ彼女が魅力的。
泥棒同士が信頼関係を持つ場合、個人的な感情は邪魔だ、
世界一の美女を目の前にわざわざ宣言するってそれ自分に言い聞かせてるのでは?
ジョォブイズアジョォブ、偉そうに言っちゃった。
さて、問題のシーンですが…。
仮想赤外線で部屋に糸を張り巡らせ、コネリーの指示に従って体を動かすキャサゼタ。
それをジッと見つめるコネリー。
作戦はここにかかっている、自然と力も入る。
なんだけど、その動きから撒き散らされてる途方もない色気。
このときコネリーは確実に女性としてキャサゼタを意識してることでしょう。
この単純なキャサゼタ嬢の美しさと、コネリーのその視線どっちなの?混ざってる?、っていうのがうまい具合いにミックスされて目が離せない!
このシーンは前半の前半くらい。ここでのドライブ感とキャサゼタの妖艶さが尻すぼみになってしまって普通の泥棒ものになっちゃうのが残念なところ。おもしろいけど。
美しき獲物たちにチョロっと出たデビット・イップさんが終盤チョロっと出てくるのを今回発見して得した気持ち。
あと最後、(見えないけどおそらく)鬼ダッシュして来たコネリーがかわいい。
現在、50過ぎても尚輝きを放ち続けるキャサゼタ様の若かりし頃を堪能し、今はもう見ることのできないショーン・コネリーの品格に、ぼくは敬意を表するッ!
関係ないけど次のボンドが誰であろうと、僕のボンドはコネリーです。