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プラダを着た悪魔のAIEのネタバレレビュー・内容・結末

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

メリル・ストリープなかなかのカメレオンで好き。出だしの曲も好き。
既視感、既視感と思って観てたけど『クルエラ』かな、他にもあった気がするんだけど、そもそもこれ観たことあったのかな。

ファッション誌の世界に批判的というか、無関心だった人がキャリア目的としてファッション誌で働き、持ち前の頭の良さを買われ上り詰める。最初は横暴な上司にも自分のスペックを買われて、側近を務める内に仕事人間の熱量に影響され自分ものめり込んで行くが、人としての大切なものに欠けていることに気付いて自分もその道を進んでることを理解した時、綺麗さっぱり投げ出す感じは良かった。元の世界に戻ってくれて本当に良かった笑

確かに身に纏うもので変化することって絶対あるし、TPOもわきまえるべき。身だしなみを整えることで「内なる美」ってやつも磨かれることがあるのかもしれない。
だけど着飾るのは違くない?着飾ったら結局外側しか変わってないから内側磨かれない。
そこの境目難しいんだよね。
内なる美はたしかに高めたい。

ファッション誌のトップだったりデザイナーってのはこうも傲慢に生きても許される生き物なのか?そうじゃないと仕事は成り立たないのか?そして憧れからかそれにまとわりつく人間の目と感覚は崇拝し過ぎて麻痺ってんのか?不思議でならない。
普通にうざいだろうこんな上司。
センスやキャリアを尊敬してても人として幻滅しかしないだろ。文句になるからもうやめる笑


82
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