ゆいと

プラダを着た悪魔のゆいとのネタバレレビュー・内容・結末

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

トップファッション誌の編集長ミランダのアシスタントとして働く主人公アンディが厳しい仕事環境で成長する過程を描いた物語。さらに仕事が激化する中で、自分の価値観とプライベートの人間関係の両立という、人生における最難関な課題について考えさせられる。

一番印象的だったのは、パリ出張にて仕事を辞める決断をしたアンディが携帯を泉に投げ捨てるシーン。ミランダに「あなたは私と似ている、自分で決断する力を持っている」と言われ、喧嘩した恋人ミランに言われたこともよぎったのかな?多忙になってミランとの時間を反故にしてしまっていたことも、「仕事だからしょうがない」とし続けていたが、そこで自分の価値観を大切にして、自分の決断をして、ミランダのもとを去って仕事携帯を捨てた。

最初はただのクソブラック企業じゃんと思っていたが、エンタメ業界, しかもそれをリードしている仕事の裏側はどこもスーパーハードでだからこそその業界をリードできているのかなとも感じた (オー〇ンハ〇スとかもクソブラックて言われてるけどだからこそ業績すごいんかな)。
あと刺激的だが多忙な仕事を自分の家族, 友達などのプライベートと両立することの難しさを改めて考えさせられた。ミランダは仕事を選んでアンディは選ばなかった、どっちが良い悪いじゃなくて大切なのは、自分の価値観, 何が大切なのかに基づいて決断することなのかなと感じた。
ゆいと

ゆいと