いくら飯

プラダを着た悪魔のいくら飯のネタバレレビュー・内容・結末

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

重い腰を上げて視聴。

誰もが憧れるファッション雑誌という煌びやかな世界を題材にで、トレンドの移ろいと共に一刻を惜しんで働く人々の様子が、自分の業界と比較し新鮮であった。

序盤のアンディはファッションに微塵も興味が無く、社内で各所方面からダサいと言われるほどだったが、ナイジェルとのやり取りをきっかけに服装、メイクを変えることで誰もが見違えるほど化け、仕事が思うように進んで言った。ファッション、見た目の力は絶大。。。
そんな一方で仕事を通して恋人、友人関係が希薄になっていくのが観てて辛かった。
成長することで価値観が変わったり、プライオリティが変わることが良くも悪くもあって成長することで失うものもたくさんあるんですね
仕事をとるか、プライベートを取るかは永遠の課題

タイトルの「プラダを着た悪魔」とあるが、案外ミランダって悪魔なのか、って疑問に思ってしまった。
たしかに編集長権限をいいことにプライベートの世話を時間外までさせたけど、夫との離婚で娘を心配したり、アンディの新しい職場での推薦のを考えると人間味のある厳しい母親に近しく思えた。