「どうやらダークサイドに呑まれたようだね」
メチャクチャな職場で腰掛けする話。
あまり好きな思想の映画じゃない。あらすじ欄に「恋に仕事にがんばるあなたに送る」って書いてあるのがもうカンに触る。やかましい。
クソみてぇな職場。別にダサくないのにダサいとガタガタ言われるのはファッションの仕事だから仕方ないにせよ、質問したら怒られるとか嵐の中飛行機飛ばせなくて怒られるってのはマジでどうしようもないっすね。
飛行機とかハリーポッターの件はもう仕事を頑張るとかいう次元の話ではないからね。無理難題だから。頑張って働くってああいうことじゃないから。頑張ったら通るタイプの無理じゃないから本来。飛行機の件で「甘えるな」って言われてたけど、どう考えても甘えてんのは上司。
一流のビジネスマンほど人格者って話があるけど、まさにその逆を行く嫌味ったらしく傲慢なメリル・ストリープも、信念があるように見えて実のところ流されるだけ流されて吹っ切れたら全部投げ出したり男に適当に抱かれたりするアン・ハサウェイも全然好きになれず…。大半の登場人物が苦手で見てるのがまあまあ苦痛だった。
おしゃれな服に身を包んで大変身!みたいなシーン、「GUを着たオタク」の私には着替える前との違いがわからなくてもう……。女性のファッションは本当に知らない世界すぎて、よっっっぽど明らかにダサいとかじゃないと気にならないっつーか、わからない。そもそもアンハサウェイが美しすぎてダサデブ設定に無理がある。最初から全然ダサくねぇし、全然太ってねぇもんな。
最初に流れる主題歌はすごい好き。