プラダを着た悪魔のキョーカイのネタバレレビュー・内容・結末

アンハサウェイがとにかく美人でチャーミング。アンハサウェイが高級ブランドを着まくってるファッションショーのようなシーンも良いし、欧米人特有のオーバーリアクションで会話するアンハサウェイも可愛い。

公開当時、若い女性に爆発的にヒットしたらしいが、アンハサウェイが悩めるキャリアウーマンを演じて、高級ブランドのファッションショーみたいなシーンがたくさんなので若い女性に受けるのも当然だと感じた。
仕事と私生活どっちを取る？という悩みも皆共感したと思う。

メリル・ストリープの演技もすごい。特に最後のシーン。
最初はアンディを見下していたミランダだが、パリに行くあたりからはミランダに全幅の信頼を置くようになる。作中でミランダが「カリスマ編集長」ではなく「1人の女性」としての顔を見せたのはアンディにだけだったと思う。

ミランダはアンディに「私と同じタイプ」という発言をするが、その後アンディは秘書を辞め、元の自分に戻り記者を目指すことを選ぶ。
最終シーンで2人は再開するが、ミランダは作中で唯一の本当の笑顔を見せる。

自分にはミランダの笑顔はアンディに対して、「あなたはそういう道を選んだのね」とか「そういう道を選ぶところがあなたらしいわ」とか言ってるように見えた。

とにかくたくさん元気をもらえる作品
珍しく邦題にセンスを感じる作品。