Fredisius

ハイダウェイのFredisiusのネタバレレビュー・内容・結末

ハイダウェイ(1995年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

モリーナ履修で鑑賞。

内容的にはなかなか楽しめましたが、時代が時代だけに没入感はちょっとイマイチ。

モリーナ演じるジョナスは、結果家族を失った悲しみに囚われ、その蘇生技術を使って殺人鬼であるサイコな息子を蘇らせてしまったという悲しい人。

モリーナ目当てで見た私としてはなかなか満足できる作品でした。
蘇生させた息子が行方不明で、探偵使ってまで探してて、パッドの情報も多少はあてにしてたりしてるので何となくシンクロしてるのは察してるのだから、主人公に正直に話して協力してれば彼は死なずに済んだんじゃないかなぁと思いました。

それにラスト天使と悪魔の描写で、結果早くに亡くなってしまった1人目の娘の加護があった訳ですから、奇跡的にジョナスの息子も救えたエンディングがあったんじゃないかなーとか、モリーナ贔屓目線で言ってしまうとちょっと残念な感じ。

ですが、「許してくれ」の最後のセリフはすごく良かった。モリーナの死に演技好きですよ♪
また死に役かいっ!って突っ込んでしまいましたが、まぁラスト遊園地に来ちゃう時点であ、殺されるわこれ……ってなりましたけどw


映画全体として、サイコスリラーとしてはイマイチなのかも。
ラストのエンドロール後、個人的にはいらないってなりました(笑)
「キャシー」って(笑)
結構真面目路線でやってきたのに最後ユーモアでしめちゃうのやめて欲しかったです(笑)
それに医者がなにか絡んでるっていうのももう最初から丸わかりだし、最初に自殺する所で駆け寄る人物をあえて顔出さずに演出してましたが、私は声と動きと姿でモリーナだとわかったので、冒頭からもう何となく察してはおりました(笑)
探偵に電話した時点でほぼ確信しちゃいましたしねw

CGもひと昔前のFFを連想する感じのクオリティです。
私はそこまで嫌ではなかったですけど、ラストの締めくくりにはやはり迫力が足らない技術感(´・ ・`)
Fredisius

Fredisius