デューンの最新作を見に行く前に、ヴィルヌーヴ監督の最高傑作と言われている今作を見たいと思い、ようやく見ることができました。
ものすごい作品だ、と曖昧ながら聞いていたので、それなりの覚悟を持って臨みましたが、本当にものすごかったです。
単に表現するとすれば、1＋1＝1を証明してしまった映画。とでもいうのが正解でしょうか……。
ストーリーは全体として静かではありますが、戦争が一つのテーマでもあるので、見ていてなかなか辛いシーンも少しあったりします。内容もめちゃくちゃ重いとは思いますが、そこまで引きずることなく見ることができます。むしろ私は衝撃で、内容の重さよりも、この映画が証明してしまった、人生のその可能性の恐ろしさの方が印象に残りました。
人によっては辛すぎるなどと評する方もいるかもしれませんが、私は元気がある時にもう一度見たいかも…と思う作品でした。
深くは語りませんが、とにかく、ものすごい映画ですし、ヴィルヌーヴ監督の代表作として、私もデューン以上のものだと思います。
