藤見実

追想の藤見実のレビュー・感想・評価

追想(1956年製作の映画)
3.4
アナトールリトヴァクはノワールものしか見たことがなく、こういう歴史物にも手を出してるんだ、程度の興味でみた。ロマノフ王朝亡命ものとして、やるべき美術は揃えてるし、あるべきメロドラマも抑えてるんだが、なんとなく退屈な映画だった。それでも記憶喪失している皇女役のバーグマンの演技はよく、ユルブリンナーはスターリンっぽくて観ていられる。
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