春花とおく

ロッキー・ザ・ファイナルの春花とおくのレビュー・感想・評価

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)
4.5
最後の一作に相応しい映画だった。
名作を観た後の寂寥感と満足感の入り交じった思いが残る。

1~4よりも、5とタイプは近い。スポーツではなく、人間ドラマもの。なのだが、2~5ですっかり忘れられてた豚さんが登場したり、トレーニング描写からして特に初代を意識したシーンが多い気がする。「ロッキー」最後の総決算として意味合いがあるのだろう。その点からすると5ともまた一線を画した印象がある。いずれにしても、エイドリアンとの死別やそれに付随するドラマと、熱い戦いの2パートそれぞれの良さがある。5から16年も待ち、コレが出た時ファンは歓喜したのでは無いかと思われる。当時の僕はまだ5歳なのだが…

「ロッキー」シリーズ、とても楽しめた。やはり当時5歳の僕が、或いはもっと下の世代でも知るだろう名作なだけある。面白い作品に時代は関係ないのだなあと改めて強く思わせる作品だった。
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