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緑の光線のqのレビュー・感想・評価

緑の光線(1986年製作の映画)
3.0
2021年90本目

なんかこれは暗かったな。せっかく明るい雰囲気の旅のストーリーが終始暗い雰囲気であまり好きじゃなかった。
飛行士の妻のアンヌとどこか被るデルフィーヌ。周りに当たり散らしすぎ!
バカンスにどこにも行けなくて落ち込んでて周りがみんな優しくて気にかけてあちこち旅するけど結局その優しさより終始自分のことばかり、、
しかし落ちてる時にする一人旅はこんなもんなんだよなと身に覚えはある。なんだかどこも楽しめないし嫌なことばかり目についてしまうかと言って家にもいたくない、という気持ちはわかる。けれどここまで悲観的になれる?奔放なスウェーデン女子まではネアカじゃないしむしろネクラな方だと思うけど、デルフィーヌにはなんか何一つ共感できずだった。自分を卑下しすぎ、自分から何もアクションせずすべて他人任せ、周りの優しさやあたたかさに何も気づいていない、折角のたくさんの素敵な旅先の素敵なひとびとを感じ取れていない閉じ方、さすがに共感は難しかった。
あ。デルフィーヌを通して素敵な人々や景色を感じ取って自分の明るさに安心する映画?もしや??
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